例によってSL本の取材のためにこの週末は遠征となった。
東京~大井川鉄道井川線~琵琶湖北部~東京という総行程1,000kmの久々の遠征である。
スタートは金曜日の22:00。その日のうちに東名高速日本平SAにたどり着く。その日はそこでP泊。家族は既に眠りに入っていたので、手早くベッドメーキングをして寝てしまう。特に問題は発生しなかった。
そして翌日、静岡市内から国道362号を使って本川根に向かう。これが結構な山道で九十九折の坂となっている。買ったときよりも明らかにパワー感があるのだが、真冬であるのに結構な勢いで水温が上昇していく。ちょっと心配である。そして下り坂。今度はエンジンブレーキ(といってもほとんど効かないけど)を使いつつ、フェードを起さないように慎重に下っていく。
そして普通の道に出るとアクセルを踏んでもふけなくなってしまった。ああ、またもやエアフロが不調のようだ。一旦路肩に止めてエンジンをストップ。ひと呼吸置いてエンジンを再始動。問題なくかかり、その後は例によってなんともない。
対策ハーネスが効いていないのか?
接阻峡温泉駅まで行き、井川鉄道のアプトラインで往復。しかし風が強い。雪も舞ってきた。接阻峡から再度千頭に降りてくる途中で、再びエアフロ不調が起き、エンジンカット、再始動でまた復帰した。エアフロ自体も替えなければだめかなー。アメリカから部品が着たら交換してみよう。旧部品にはコンデンサ対策を実施してみるか。
うーむ、峠での頻繁なアクセル開閉と大きな負荷がハーネスの許容範囲を上回るのか?
ちなみにその後はまったく発生していない。
その日は音羽蒲生まで下道を走り、そこから東名に乗って一気に西に下っていく。途中、多賀城SAにて風呂に入れることがわかり、この日はそこでP泊することにする。風呂はさほど広いとは言えず、700円はちょっと高いかなあ。トラックの運ちゃんも多く、フェリーの風呂を思い出した。ただP泊には便利といえるかも知れない。
翌日次の八日市ICで降り、そこから北上する。虎姫、琵琶湖水鳥センターを回り、長浜駅の横にあるスーパーの駐車場に車を入れる。ちょうど梅盆栽の市をやっており人は大目である。そこでSL乗車のために車を置き、米原との間を電車+SLで往復した。SLはわずか20分程度の乗車であったが、まあ子供にとっては、乗ってしまえばどの列車もおんなじなのでちょうどいい時間だろう。
帰り、田村と長浜の間で撮影。エンジンの音が変わってきたのでオイルゲージを見るとアンダーラインの近くまで下がっていた。エンジンオイルを足し、再び帰途に着く。
走行距離700マイル余り。1100km程度か。燃費は高速巡航が続いたので、7kmを超えた。
とりあえず帰ってきたが、エアフロ対策は再び必要であろう。
対策部品とはいえないんじゃないか?このハーネス。