フロントのショックアブソーバーをようやく交換するときがきた。
それも・・・
ビルシュタインショックに交換するのだ!

時は平成16年4月25日、場所は第三京浜都筑SA。ここは車好きには有名なSAのようで、我々ワーゲン軍団の他はいすずピアッツアのクラブが来ていた。いやなかなか渋い。まあ広い割には車の出入りも少ないので集まるにはいいのだろう。

知り合いの輸入に合わせてお願いしたビルシュタインのショックを出す。後ろに関しては前々オーナーが以前交換しており、予算の関係もあって前だけの交換としたのだ。

フロントのショックアブソーバーは、コイルバネの内側に設置されていて、2WDの場合は、トップ一箇所のナットと、ボトムに通したボルトを外すことによって交換できるそうだ。

最初にそのナットとボルトにたっぷりのCRCを吹き付けた。ここが外れないことがほとんどらしい。トップのナットは17mmのスパナを使って回していく。最初は硬かったが、すぐに回り始めた。そして外してしまう。次にボトム部のボルト外し。22mmの六角ボルトであるが、これがちょっとやそっとで回らない。仕方ないので、下に馬をかませて体重をかける。それでも回らないので、ナット側ではなく、ヘッド側から回したら、案の定簡単に回った。ボルトを抜くときに、ボルトのヘッド側にはリングがついているので注意。外すときにはこれごと外さないとショックが外せないし、無くすとボルトはガタついてしまう。

ショックを縮めて慎重に下から抜き、古いショックについているヘッド部のカバーを外す。そのときにビルシュタイン側についている金色のリングは外してしまう。そうしないと軸部を上に出すことはできないのである。その状態でカバーをかぶせて下から入れ、トップから軸部を取り出し、付属ナットで締める。このナットは新しいショックに付属しているものを使う。ピッチが違うそうである。

ある程度トップを締めたところで、下部のボルトのあたりをつけてボルトを通す(そのとき外したリングを忘れないように)。ショックのボトムを貫通して反対側に出たボルトの軸部にナットをはめ込んで、締め上げた。