カヌーライフ誌の取材のため(と言っても自腹だが)、愛知県は蒲郡まで行ってきた。例によって夜中のうちに家を出て高速をひた走り、適当なPAなどで仮眠を取るというパターンである。
しかし高速に乗る前のGSで異常を発見してしまった。また右前輪の内側が偏磨耗している。家に帰るのも厳しいので、溝も残っている状況なので注意しつつ、このまま行くことにした。しかし「何の心配もなく」ドライブすることが、これほどまでに難しい車と言うのも今どき珍しいだろう。
夜中の高速も特に問題なく走り、約束どおりの朝9:00に東幡豆の浜に到着した。当日の取材は、多少風が強かったものの滞りなく終わり、夜の宴会へと突入する。今回エスコートしてくれたショップでは、ランタンとストーブが流行っており、ン十年前のコールマンとか、1950年代イギリス軍が使用していたストーブとか、所狭しと並べられての品評会となった。うーむ、こういうパターンははじめてである。
ほとんど寝ていなかったので、宴会は早々に切り上げて車の中にもぐりこんだ。まったくこういうときは非常に重宝する。若干涼しくなったため、リアゲートの防虫ネットを初めて使ってみた。なかなか快適である。外から中も思ったほど見えないものである。
帰りは東名高速の事故渋滞につかまってしまい、実に9時間を要しての帰還となった。燃費は8.24km/L程度。今回もなかなか良好であった。
後日、某ショップに偏磨耗の調整ができるか聞いてみると、偏磨耗を無くすくらいの調整は可能だと言う。調整はベントレーの44に書いてあるとのことだが、量販店が調整できるとは思えないので、とりあえずスタッドレスか何かをはいて一時的にしのぐことにした。