音楽を気持ちよく聴きながら運転していると、なぜだかどこかしら調子が悪くなっていた我が愛機。常にエンジン音に耳を傾けていたら、いつからかそのサウンドのほうが気持ちよくなってしまった･･･、ということは以前書いたと思うのだが、流石に長時間の運転ともなると、好きな音楽をかけたくなってくる。眠気覚ましにも一定の効果もあるわけだし。

しかし買ったときについていたCDチェンジャーは壊れてしまったので外してしまったし、先日直したカセットデッキも、デッキはともかくテープはもう15年以上前につくったものがほとんどなので、中には手に入れることができないミュージシャンのものもあったりする。そこでこの際デジタル化して、今流行の大容量MP-3プレイヤーを活用してみることにした。CDだって聴く曲も決まってきちゃっているし。

ちょうど車が手元になく、実車を前にしてアレコレ悩むこともないので、話題としては周辺に行ってしまうのです（笑）。
ちょっと調べてみると、今は実にいろんな種類のプレイヤーがあるんですねえ。簡単に容量と価格を比較してみるとやっぱりｉ-Pod（miniで十分ですが）なのかなあ、ということで某量販店に行ってみたのだが、実際に比較したのかブランドイメージなのか、ｉ-Podがあるコーナーだけにえらく人が集まっているので、なんとなく気後れしてしまってその場所をあとにした。

まあプレイヤーは何にしようとも、とにかく音源をMP-3にでもしておかないとなあ、ということで、違う店でアナログ音源をデジタルに変換できるものはないか？と店員に聞いてみると、彼は迷いも無く、やはりその店のデジタルプレイヤーが置いてある場所の一角に僕を連れて行き、「これです」と言って手渡されたのが、CREATIVEメディアというメーカーのSound Blaster Digital Music LXという製品。いろんなモデルがあったのだが、とにかく簡単に変換ができるものということでこれにした。MP-3プレイヤーのそばにあったので、恐らく皆さん同じことを考えているのでしょう。

というわけで、ただでさえない時間からひねり出してちょこちょこ変換作業をしているのです。
しかし付属のソフトは、カセットから入力されてきた音をそのままMP-3に変換するだけなので、変換作業の次には曲ごとにカットする作業がいりそうである。これはこれでまた違うソフトがあるみたい。こうして作業ばかりが増えていくのであった・・・。曲間を察知して自動的に違うファイルを生成してくれるとありがたいのになあ。

しかし花粉症というのは、どうにも人の思考能力というものをゼロに限りなく近づけてしまうようだ。無気力、無関心になるというのもあるが、とにかく考え続けようとする力を瞬時に奪いとってしまう。仕事はそれではすまないので、どうしても趣味で書いているところにしわ寄せが行ってしまう。
書きたいことのとっかかりはいくつもファイルにされているのだが、3月に入ってからのものはどれもこれも尻切れトンボになっている。この文章も書き始めは3月16日となっていた（苦笑）。