もともと入っていたボッシュのバッテリー。
対応車種が記載されているんですね。
またである。
何かって?
自動車メーカーの顧客満足度調査、今度はドイツ本国で行ったそうな。調査会社は例によってJDパワー。
で、フォルクスワーゲンはどうだったかというと・・・20位。
これはBMW、ベンツ、アウディなどのドイツメーカーの中でダントツのビリ。一位トヨタとの差は75ポイント差。しかも全平均よりも19ポイント低い。ちなみに2位はBMW。
ちなみに新車の購入者に対するアンケートということなので、僕のような旧車乗りは枠外になってしまう。VWの顧客満足度の低さは世界的なんでしょうか(苦笑)。僕らのような旧いワーゲン乗りが彼らのブランドイメージ向上に寄与するところは大きいと思いますが、いかがでしょうか。
さて、東北ロングから帰ってきた後も、エアコンのファンがひとくされ回ってから止まるときに、エンジンの回転も同時にドロップして一瞬止まりそうなくらいになるような症状が続いている。
アイドリングを制御するのはECUという電子部品になるが、これは正常な電圧が保たれないと動作しないという話をDrからいただいた。
アイドリング時にエアコンのファンが回ると、充電電流より使用電流が多くなって電圧が低下し、ECUの動作が不安定になり、結果、回転のドロップが起きる、というロジックだそう。その後ポストされたやはり電気関係に詳しいUeさんからの情報も、それを示唆するようなものであった。なんでもファンが回ると電流計はマイナス!を指すというのだ。ヴァナゴン/カラベルの純正オルタネーターの発電量は90Aだが、とてもそれでは足りないくらいだそうで・・・。
ヴァナゴンはガソリンも電気も大喰らい。Q太郎みたいなもんだな。
ヨーロッパでは、あんまり長い時間アイドリング状態になって電気不足になるようなことはないのであろう。
ドロップの原因として考えられることにバッテリーがくたびれているか、オルタネーターが十分な発電をしていない、ということがある(電装系はOHから一通り見ているので、そのあたりが怪しいとなった)。
Drからはさらに、「古いバッテリーなら新しい物に交換すると調子が良くなりますよ、(それに)くたびれたバッテリーのままだとオルタネーターを壊しかねませんので注意して下さい」ということ。なんと!メインバッテリーはこれまた買ってから一回も交換していないので、3年は経っている。エンジンも一発でかかるのでまだ問題ないと思っていたが、そろそろ寿命が来てもおかしくない頃だ。
この際なので、バッテリーに関しても推奨銘柄も聞いてみると、ブライトスターの70Aがいいそうだ。
ブライトスター(Brite star)はGLOBAL&YUASA BATTERY CO.,LTDが製造するバッテリーのブランド。基本的にはYUASAと同じ製品だそうだ(Web上では関連性は特に触れていなかったようだったが)。
ということで、銘柄と容量は簡単に決まった(笑)。そしてバッテリーの交換作業自体は自分でもできるが、問題は旧いバッテリーの処分である。作業はなるべく後まで尾をひきたくないので、交換も一緒にやってくれるところを探す。
結果、(有)共輪商会でやってもらうことにした。
電話予約して向かう。ピットでの作業を予想していたのだが、なんと作業は国道の路上でやるという。乗用車ならボンネットを開けるから車の陰での作業になるが、T3ヴァナゴンのメインバッテリーは助手席の下。しかも座席を取り外さなければならない。3車線ある広い道路であったが、周囲に常に神経を使っての作業となった。車にも迷惑になったことであろう。おかげで修理過程の記録が撮れなかった。
最後に「サービスです」って言って電卓をくれた。燃費計算にいいかな。ドアのサイドポケットに放り込む。
これで原因と思われることのひとつを消した。
さて、結果は如何に??