ハービー頑張る!

10月になったというのにセミの鳴き声が響いていた昨日、ワーゲンのアマチュアレース大会であるY’S Cupを見に行きました。初めてワーゲンの草レース大会なんてものに行ったもんだから見るものが全て面白く、ずいぶん沢山の写真を撮ってしまいました。写真の整理がついてから、順次アップしていきたいと思います。

帰ってフラフラになりながらも、刑政誌の連載「汽笛よ永久に」の最後の原稿を書き上げて編集部に送信。最後はまた4ページをいただき、書き残したSL列車の総ざらえをしました。
今年になって九州のSL列車「あそBOY」が運転終了、旧国鉄における保存SL列車の第1号である「やまぐち」号のC57形1号機も重大な故障が見つかり、長期に渡る修理に入るなど、いろいろと厳しい状況になりつつあるようです。

さて、前回ちょっとお話したオイルの話し。

先日、ファントムガレージの岡田メカからちょっと気になる確認依頼がありました。
以前エンジンのOHをした車からオイル漏れがあったというので、僕の車もそうなっていないか確認して欲しいというのです。
原因(のひとつ?)は、取り寄せたブリーザーパイプが少し緩いためオイルを吹いたそうです。

うーむ、おっかない。
出発前に必ずオイルの量は点検するのですが、ここのところ減った形跡はないし、ほぼ毎週末出動のフル活動に入っているので荷物が多く、エンジンルームを覗くことが少なかったので、不安に襲われました。
そこで連絡をもらったその日の夜、さっそくエンジンルームをあけてみると、そこには!!

交換したACコンプレッサーとオルタネーターが銀色に鈍く光り、赤いプラグコードも血管のようにエンジンの上をはっていた。
隅々まで見たが、特にオイルが漏れた、という形跡はないようだ。

「よかった・・・」

というわけで、異常無しと岡田メカに返信。

ファントムガレージにてある時期にOHしたエンジンは、いずれもスノコのシンセティックオイル(全化学合成)を入れています(2005年7月13日の記事)。ブリーザーパイプについて僕はよくわからないのですが、岡田メカによると、いろいろと事例を見てきた結果、このオイルはワッサーボクサーには不向きなのではないかと思い始めているそうです。

以前、どこかでこうした基本設計が旧いエンジンは鉱物性の方がメタルをいためず、親和性もいい、というような話を聞いたことがあるのですが(出展が明らかではないので、ウワサなのかも知れません)、エンジンとオイルの関係は考えている以上に難しく、密接なのでしょう。

で、代わりのオイルは何か聞いてみると、「モチュール(MOTUL)」というメーカーに変更してみるとのことです(この話しはこれまた2ヶ月くらい前なので、既にこれに替えていると思いますが)。
僕もちょっと見たところ、5W-40のものを除いて硬さの違うオイルを混ぜても問題ないと公言しているところがいいと思うのです。

粘度や種類については、次回ファントムに行ったときに相談することにしよう。
T3の維持に関しては、結論を急ぐよりも常によりBetterなものを見つけていくという姿勢が大事なのです。マニュアルはユーザーが作っていくつもりじゃないと(苦笑)。

ちなみにA/Tフールドは、今のところ「レッドラインD4」を使用していく予定とのことです。