オートキャンプ場のサイトをつらつらと眺めていたら、「合コン場所として利用しないこと」という禁止条項を掲げているキャンプ場があることを発見した。6つほどルールを定めているようなのだが、その中のひとつである。その注意の根拠に「公共の施設に付き・・・」とあるというのもよくわからないが、この地域ではそんな頻繁にキャンプ合コンが行われているのだろうか。うーむ、時代は変わった?!
さて、リアゲートのガラス下部からウォッシャー液噴出孔までに発生したサビの進行が止まらない。1回自分でサビ落としとサビ止め剤を塗ってみたのだが(2005年4月28日の記事)、残念ながらシロウト修理でサビの進行を止めることはできなかった。
板金は普通にお願いすると、これがけっこういい値段になってしまう。しかも窓ガラスを外さなくてはならない可能性のある微妙な場所である。サビを落とした後、多少の塗装は必要になりそうである。
板金屋さんであれば、現車確認で色を調合してくれるのだが、自分でやる場合には塗料を用意しておかなければならない。
僕の愛機1989年式vanagon Camper GLの色は「Wolfram Grey Metallic (LH7V)」のようです。
「ウルフラム・グレイ・メタリック」とは強そうな名前です。
これ、キャンパーにしか設定のない色なんですね。ちょっと感激。ところが、この独自性がまた大変なことになってしまうのだ。
既存の補修用ペイントには当然のように無いので(苦笑)、オリジナルペイントを調達しなければならない。
ホルツとソフト99の補修剤プロダクト大手が同じようなサービスをやっていた。
ソフト99は「ボデーペンオーダーショップ」、ホルツは「カラー調色システム(MINIMX?)」と言うらしい。取扱店を調べたところ、たまたま双方の扱いがある量販店が近くにあったので、早速行ってみた。
店員に聞いてみると、ソフト99のボデーペンオーダーショップも、ホルツのカラー調色システムも「お問合せの品番はデータがございません」とやらで調合が出来ないと言われた。現車で確認して作れないか聞いてみるも、「そうしたサービスは行っていません」と断られた。何万色配合するのかわからないが、作れなければ単なる見掛け倒しにしか過ぎない。
直接双方のメーカーに問い合わせてみることにした。
先週末は岩手県は大船渡までの往復。片道約9時間というところか。
大船渡にはシーカヤッキングのフィールドガイド作成のために行ったのだが、今回はガイドさんの船を借りた。僕の船はどっしりとして安定感があり、写真を撮るためにいろいろと工夫がしてあるのだが、借りた船は細身で安定性よりもスピードや操作性にウェイトを置いた性格のもの。曇りで暗い上に若干海も荒れ気味なこともあり、写真を撮るには難儀したが、久々にカヤックで波に戯れる楽しさを感じた。
まあようやくページが作れるだけの写真が撮れたのだが、とにかく今年「も」、天気には泣かされる。普通の人には9時間の運転なんて信じられないらしいが(苦笑)、このT3ヴァナゴンのハンドルを握ると、どこでも行けそうな気がしてしまうのだ。いろいろいじるのもいいけど、やはり乗ってナンボの車だと思うのである。
というわけでオリジナルカラーの件は、メーカーに直接聞いてみることにした。まずはWEB経由で。
ホルツは問合せフォームがあるのだが、ソフト99にはそれがなく、楽天に設置されているWEBショップから発注してみるしかない。
できなければ「できない」と言われるだけだろうし、とりあえず発注してみることにした。
すると翌日には回答のメールが来た。開いてみると「お作りできるカラーのようでございましたので、確かにご注文を承らせていただきました」という回答をいただいた。なんと、作れるのか、スゴイ!エライ!
・・・と思いながらも、取扱店で出来なくて何故WEBショップで出来るのかが気になった。これなら店に行くよりもWEB上で発注してしまった方が良いではないか。
まあ、これであちこち動かなくていいので結果オーライだけど。
ちなみにホルツからは3日ほどたってようやく回答が来た。
「ミニミックスは決まったデータでの調合のみ扱っておりますので、色あわせは出来ません」とそっけなく断られました。外国の車のペイントなんとなくホルツの方が受けてくれそうな感じだったんだけどね。
まあ、これで今後補修用塗装についてオーダーするブランドは決まりってことですね。
ペイント剤ひとつで、これだけ騒げるこの車っていったい・・・実に楽しいネ(笑)。
オーダーの翌週には来たペイント。色見本もついています。