飛騨高山美術館のロンドンバスと我がT3Westy。冬以外は運行しているらしいのだが、HPの更新が2004年から止まっているのはなぜ?

ロンドンの街から2階建ての赤いバス、ロンドンバスの旧型が消えるそうである。
1968年に生産中止となったというから、最終形でももう40年近く走っているわけである。ワーゲンバスで言うと、T2のサファリウィンドウタイプが趣味ではなく、業務用としてバリバリに活動しているのと同じなんでしょうか。スゴイ。

実際にあのバスに乗ってみると、2階の高さというものは結構クラクラくる。ウィンドウのつくり方も凝っており、ついT3に応用が利くものはないかと探してしまうのであった。家にはロンドンバスのミニカーだけで5台あり、その中の1台は英国はコーギー製のもの。僕が子供の頃に父親が英国出張のお土産に買ってきてくれたもので、親子2代のおもちゃとなった。もちろん長男がブンブン振り回して遊んでいる(・・・けど、キレイなら結構いい値段するんですね。ビックリ・笑)。

さて、久々に?T3改造のお話しです。
T3ウェストファリアはウィンカーやストップランプも最低限のものしかついていない。そして明るさも決して十分とは言えない。そりゃセマフォー(直訳は手旗信号。ウィンカーとなる前の時代、曲がる方にヒョコッと出た方向指示器のこと)よりはいいとは思うけど。なので、ウィンカーのメンテナンスにも注意を払うのです(2005年9月14日の記事)。

ブレーキランプも低い位置にしかないので、安全上、やはりハイマウントストップランプが欲しい。追突された場合、勿論怪我の心配が第一だが、車の方も長年の修理とチューニングをしてきたこの車を同じ状態に戻すことはほとんど不可能といっていいだろう。つまり当てられ損になる可能性が高いので予防策を張っておいた方が良さそうである。

後付のパーツとして、当然量販店にあるだろうなあと思って、まずは近くにある、さんざ使えないと嘆いた量販店に行ってみる。するとやっぱり置いていなかった。使えない度がさらにアップする。仕方ねえなあ、と違う系列の量販店に行ってみたのだが、やはり無いのだ。いくつかの量販店に行ってみたのだが、これがどこにも売っていないのである。
今やハイマウントストップランプなんて常識、標準装備であり、わざわざ後付で取り付ける人なんていない。数が出なければ量販店には置かれない、というわけなのであろう。

探し始めてしばらくして、ようやく八王子のイエローハットに一個だけ置いてあった。もう少し大きなものが欲しかったのだが、ゼイタクはいえない。
というわけで、3,500円くらいだったなかな。買って「そのうち取り付ける部品たちの一時保管箱」に入れられたのでした(笑)。

そして先日、取り付けた、いや取り付けてもらったのが(苦笑)これ。

配線はエアコンのホース横を利用してエンジンルームまで引き込まれ、左ストップランプの配線から分岐して接続されています。ブレーキなんで自分では見えないのですが、後方からの視認性はなかなか良くなったようです。そりゃ、背が高いもんねえ。この車。
クラブのメンバーでも何人かつけています。