「voxx」(ネコ・パブリッシング)というワンボックス専門誌があるのだが(2005年10月15日の記事)、その巻頭特集は、「voxx style」というワンボックス車を仕事に趣味に使い倒している人の紹介となっている。我がバナゴンも次号にてそこに掲載される車の1台となった。
シーカヤッキングの足として、SLの撮影車として、旅車として使い倒している我がヴァナゴン。僕のところに来たのは3年前、67,000mileであったこの車も、今や10万mileに近づき(メーター上はまだ越えていないけど、実際はもう越えたくらいじゃないかな)、トラブルもほとんど出して、ようやくこれから楽しめるかなあ、というところではある。世間におけるこの車は、そろそろコレクターズアイテムに仲間入りしようとするステイタスになってきたようなのだが(某オークションでは希望価格300万!のカラベルが出ているし)、使ってこそ真価を発揮する車だと思っていることは、今も変わりない。
さて取材の場所は三浦半島にある和田長浜(わだなはま)というところ。ここは海水浴シーズン以外であれば、砂浜のすぐそばに広大な無料駐車場があり、海、砂浜、車を撮りたいという場合にはうってつけの場所になる。
実は昔、今はなき「Goody」(ベネッセコーポレーション)という雑誌で、当時乗っていた、やはりシーカヤッキングスペシャルに改造したデリカ・バンの取材を受けたことがある。そのときも編集部にいい場所がないか相談されたので、ここへ来た。う~ん、この車もずいぶんアチコチ乗っていきました。
ちょっと誤算だったのは、広い方の駐車場が閉鎖されていたこと。しかし午前中ということもあり、かろうじて角の方に場所を確保することができた。ただ日が出てくると逆光になる。ましてや冬の日は低いので、けっこうたいへんだったのではないだろうか。
昼頃から撮影をはじめて、3時間くらいかけて車の周りから内装まで撮影した。
そして取材のオファーをいただいたときに「ヴァナゴンを使って何か商売をやっている人がいたら教えて欲しい」と言われたので、同じvnmcの移動カフェ仕様 + BUS STYLE MARCHE + こと浜欠さんを紹介させていただきました。そちらの特集は「お仕事箱車」的な特集ページというので、載るところは違うと思うけど、よろしくお願いします。
発売日は12月下旬ということ。発売されたらまたご案内させていただきます~。
実はvoxx誌ではもうひとつ、ある企画をやるのですがそれはまた後日(笑)。
そして時をほぼ同じくして、「Daytona」誌で取材を受けていたカラベル乗りのメンバーがいました。「voxx」と「Daytona」で同じ車をどのように表現してくるか記事が楽しみです。
しかし、これはT2Busに続いてT3ヴァナゴン/カラベルがブレイクする日も遠くなさそうですね。
こんなに壊れる車でも欲しいと思っている人は、急いだ方がいいかも知れません。「いい車だと思うし、流行る要素は十分あると思います。でもタマ数が少ないですよね~。これ」とvoxx誌の上野編集長。
が、慌てると後でタイヘンですよ。
昨日のPVは4のゾロメ。ヨかシか。