もうすぐクリスマス。ワーゲンのエンブレムに合わせてリースを飾るなんて素敵ですね。僕も真似させてもらうことにしました。

さて、先日失敗してしまった清水タンクドレンへのコック取り付け(2005年10月28日の記事)。まだまだあきらめてはいないのであった(笑)。やはり下から抜く形にしたいんですね。

そんな中、先日訪れたファントムガレージで、ふと「ファントム号」の清水タンクのドレンのあたりに目をやると。何やらダイヤルみたいなものがついている。

それは何かと聞いてみるとドレンコックだという。「犬に水をやるときに便利ですよ」と岡田メカ。僕のWestyにはそんな便利なものついていないですよっというと、「え?そうなんですか?」と逆にびっくりされてしまった。
構造を見させてもらうと、清水タンクのドレンからホースが延びて、ボディ下端にコックがビス止めされている。
流石本国向けJokerである。ただ、このコックには内部にバネが入っていて、栓を指で押していない限り水が出ないようになっている。これは僕の使い方を考えると不便であるが、ドレンから普通のホースでボディ脇に持ってきているのは十分応用が利きそうである。

ドレン口にはホースがつながり、バンドで止められている。

もちろんこれを参考にさせてもらことにした。

まずはドレンキャップにホースをどうやってつなぐかである。

取り寄せたドレンキャップの方のパッキンを見ると、オリジナルのものを比べて厚いゴムが使われている。これであれば穴をあけても、これをそのままパッキンとして使えそうだ。センターに穴をあけて、ホースの継手を入れて、外部ホースへの口とした。
(実はオリジナルのキャップの方は、前回のトライアルのときに壊してしまったのです…)

そして次ぎはホース。最初、頑丈そうな耐圧ホースを使用しようと思ったのだが、普通のホースだと急な角度をつけたときに折れてしまう。またまた家の近くのDIYショップのホースコーナーで思案する。折れないというホースもあるのだが、特殊な受け口が必要だと言うことで汎用品が使えない。うーん、どうしようと様々なリールを端から端まで見ていったら、エアコンダクト用の蛇腹ホースが目に入った。これを使ってみよう。径は15mmなのでなんとかなるだろう。とりあえず1m買ってみることにした。

そしてドレンコックは、以前のトライアルのときに使用したものと同じものを用意した。

次はこの蛇口をつけるステーをどこにつけるか?である。できれば接続しやすいように外向きにつけたい。しかしファントム号Jokerのように外板に穴を開けるのはちょっとためらわれた。
車の下に潜りこみ、ドレン付近をじいっと見てみる。
ガスタンクを下ろしたあとのボルトがにょっきり生えている。とりあえずこれを使ってみるか。

これでだいたい方針が決まった。


昨年はベランダのサビとりでタイヘンだったので、今年は家のほうも大掃除をしよう。古いカタログを整理していたら、ベネトンのアウトドア用品のカタログが出てきました。時代はアウトドアブーム。いろいろなメーカーがこぞって参入してきたように思います。

さて、清水タンクにつけるドレンコックの話しの続きである。

ドレンキャップに穴を開けて、ホースの継ぎ手を仕込む。新たに海外から取り寄せたキャップには、分厚いパッキンがついていたので決断した。

継ぎ手にドレンホースを差し込んで、金具で止める。

それをドレンにつなげてみたのがこんな感じ。フレキシブルなホースのおかげで、とりあえずヒーターの排気管から逃げることはできる。

下に垂れ下がってしまうホースは、L字アングルと同じボルトに取りつけた水平方向のアングルの穴を利用して固定することにした。
ドレンコックは、ガスタンクがついていたボルトの穴にL字のアングルを使ってホースを止めるバンドの足場とし、ステンレスの金具をつかってホースを止めた。

そしていよいよ水を入れる。一気に満タンまで入れると水圧に耐えられるかわからないので、とりあえずペットボトルで1Lほど入れてみる。

すると…ドレンキャップとホースのつなぎ口と、ドレンコックとホースのつなぎ口から少しずつ漏れているではないか。ホースの径とそれぞれのパーツがしっかり合っていないようなのだ。

うーん困ったな。間に入っているホースの径が合わないわけだから、これに合うホースを探すしかないわけだ。細かい隙間は最後の手段としてコーキング材を使ってみよう。

近所のDIYショップはあきらめ、Tハンズに東急ハンズに使える部材がないかどうか見に行ってみることにした。


何度も店に行っているうちに、何がどこにあるのか大体掴んでしまった。ホースのコーナーに行ってみると、エアコンのドレンホースにもいくつかの太さがあることがわかった。最初からこちらに来ればよかったかな(苦笑)。
そこで18mm径のものをやはり1m買い、しっかり止めるために太目のバンドも買って、今までついていたホースから換えてみた。
ドレンキャップの方は太目のバンドで止め、コックが着いている方はコーキング材を充填した。コーキング材が乾くのを待つため一晩放置し、翌日水を入れてみると…、よし。漏れない。

これで清水タンクに積んだ水を外部へ出せるようになり、その接続口も汎用のホース接続口を使ってみた。これで見てくれはちと安っぽいが、実用性はぐっと高まったと思う。

ただ真冬は凍結の恐れがあるので、水は抜いておくことにした。Jokerの方はその対策のために元栓が付いているのかもしれない。

まあしかし、なんて効率の悪いことをやっているのだろうなあ、って思われてるかも(苦笑)。

なんか最近Enjoy日記になっているように思われているかも知れませんが、大丈夫、またまた続々とトラブルが積み重なっています(泣)。とりあえず何とか動いていますが、この冬休みはまたまた細かい修理(あくまで僕ができる範囲で)になりそうです。ふう・・・。