今年もカブトムシレースが始まった。

フォルクスワーゲン・ビートルやカルマンなど「フラット4」を中心としたレース、「Y’S CUP」の2006年シリーズが開幕した。

今年は全3戦が行われるようだ。第一戦はヒーローしのいサーキットで開催。東北道宇都宮ICから30分ほどのところにある草レースサーキットだ。

前回(2005年10月5日の日記)が面白かったので、今年は思わず第一戦から見学に行ってしまった。前日からうって変わって、今にも雨が落ちてきそうな天気ではあったが、まあ見学者だしということで、雨具と傘を多めに持って決行となった。

今回はOさんも見に行きたいと手を挙げてくれたので、途中のPAで待ち合わせ、一緒に会場入りすることにした。到着は予選もそろそろ終わるという11:00頃になってしまったが、見学者用駐車場になんとか並びで場所が確保できた。あんまり有名になっちゃうと「ちょっと見学に」なんて行けなくなっちゃうかなあ、とちょっと心配。

Oさんの1989年式カラベルと同じ年式の我がT3ウェストファリア。随分印象が違いますね。

随分狭く曲がりくねったアプローチだなあと思ったら、案の定山の中腹に作られたようなサーキットで、すさまじくアップダウンの厳しい。うーむ、これはタイヘンなサーキットだぞ(笑)。

会場でまず目を引いたのがエンジン剥き出しのビートル。バハ・バグと言うらしいですね。あとで主催者の佐藤氏が製作したものと知りました。

写真屋の性で、まずはどこがもっとも「かっこいい」写真が撮れるかの探索に入る。しかしこのサーキットは観覧席が1ヵ所しかないことがすぐにわかった。うーむ、これは撮れるアングルが自ずと制限されてしまうなあ…。

聞くと最終コーナーから、シケインを経てメインスタンド前に至る下り坂が最も難しいという。観客席から見ても結構な傾斜とわかる坂だ。ドライバーにはかなりの相当な恐怖となりそうだ。勿論、見ている方はまさに見所になる。

 
メインスタンド下のピットでは懸命のメンテナンスが行われている模様
競技車にメンテ用品も積み込んでやってきたようだ。こういうの僕的には好きですね。
競技車がビートル、メンテナンスカーがタイプ2。どっぷり空冷ですね。「ちゃんと勝って帰ってきなさいよ」「わかってるってぇ」ってなところでしょうか(笑)。

ちょうどY’S CUPのDVDを制作するというので(2005年12月13日の日記)、写真を提供したゼッケン666のNOBさんに会ったので、ドライブしていて1番難しいところはどこか聞いてみた。そういうところがポイントになると思ったからだ。

いやいや迫力のエンジン。ギンギラギンですね。このエンジンの能力は発揮されるのでしょうか??

予選後の昼食時間、僕らにとってはお決まりのホットドックを作ってかぶりつく。

車内のストーヴよりもカセットコンロの方が活躍しているな。

ランチも終えようというとき、コース上から次ぎのレースについてのアナウンスが聞こえて来る。どうやら参加者の紹介をしているようなのだが、どうもただの紹介じゃないように聞こえるのだ。