今回は前回と比べてさらに荷物が増えてしまった。ものは自転車、MTBである。しかも3台。そしてそのうち1台にはチャイルドシートを取り付けるので、シートも荷物となる。
うーむ。どこに積む?
以前、東北地方の某氏からトレーラーのセールスをいただいたが、置くところも無いし家の周りの道は激狭いし、何よりも車が1台買える値段だったのでご辞退申し上げた。自転車はリアのサイクルキャリアに積むことになるが、今回はひとつ問題があった。フェリーでの移動があるということだ。フェリーは車の長さで料金が決まる。それは車検証上の長さではなく、実寸でである。つまりフェリーに積むときはリアの自転車をどこかに置かなければならないわけだ。いや、お金に余裕があれば素直に6mという申請をするんですけどね(苦笑)。そしてヘルメットやら空気入れやらの自転車用品から、水遊びを考えて、一応子供用のライジャケやらシューズやら。
これはもう屋根しかねえだろ。フロントのルーフバックにはキャンプ道具を入れるので、別にバックを買うしかない。ルーフボックスは重たいので、他のバックを考えよう。ちょっと考えているものがあるので、それはまた後日。ただ今あるキャリアの位置は、シーカヤックを載せることに特化した位置にしている。バックもルーフラックも間が開きすぎていて届かない。それに前の方に寄せるとルーフを上げられないし、天窓を傷つける可能性もある。これはもうひとつキャリアをつけるしかないなあ。・・・そういえば、以前ベース部分は買っておいたな。
かなり前に購入したんだけど、一番最初に取り付けたものと穴の数が違っていたので取り付けずにいた「雨どい」。パーツケースをごそごそとやって出てきた雨どいを取り付ける。強度を保つためなのかデザイン上なのか、ルーフにあるふくらみの部分に取り付けられればカッコいいのだが、リア側にバックを取り付けたいので、そうするとまた間が開きすぎになってしまう。一番後ろに設置したカヤック積載用の補助バーであるYAKIMAのベースキャリアを基準にしたいので、ちょっと格好悪いが凹部分に取り付ける。もう一回穴を開けたら1つも2つも変わらない。おりゃっと4つ穴あけをする。
さて新たにキャリアをつけるために、雨どい用のフットを捜す。これも4つあるはずなのだが、1つどうしても見つからない。いつもそうなのだ。いざ使おうと思うと、なぜか1個とかハンパに無くなって、どうでも良くなったころにフイと出てくるのである。
バーは勿論流用するはずだったのだが…。
ここで問題発生。バーのエンド部が錆で膨らんでしまってアタッチメントが外れないのである。すでに何度か切断しているのでこれ以上短くできないのだ。そこで家の裏をごそごそ探してみたら、バーが一本出てきた。こんなものである。
そしてフットだが、どこを探しても見つからない。これは買いに行った方が早いな、ということで、家の近くのDIY店へ。しかし、無い。車内小物とかはいろいろあるのだが、キャリア関係は一切無い。仕方なくまずはオレンジ色の看板の量販店へ。ちなみに炎天下の中、自転車で、である。
そこには流石レジャーシーズンということもあって、様々なキャリアやアタッチメントが並んでいる。お目当てのフットもあったのだが…、こんなに高かったっけ。悩んだ末にもう少し先にある別の量販店へ。安いという評判の店なんだけど、前の量販店と1円たりとも変わらず。なんか家に帰ったら出てきそうな感じがしてきたので、また自転車をこいで家まで帰った。もしや…と思ってゴソゴソと流してみたら、出てきました。問題のフット1本。買わないでよかった(苦笑)。つうか、記憶力ヤバイ?
そしてようやく、キャリア間90cmで2本のバーを取り付けられました。ベースキャリア2本くらいならルーフも問題なく上がる。作業はオーニングがある関係でルーフを上げたまま行ったのだが、閉めようとしたらどうも閉まりきらない。
なんでじゃ?フットを固定するために、手で締めこむノブがオーニングにつっかかって閉まりきらないのである。なんでやねん。なんかひとつのことをするのに様々な苦労をさせる仕組みになっているのだろうか。
仕方ないので、同じ径のナットで締めこむ。それでもボルトがオーニングに干渉するので、後日金ノコで長さを詰めた。ふう、ようやくこれで完成か。いや、まだまだ試練は待っていたのであった。