平成14年12月16日
ラジエターの「乱」の修理。取材のため真岡鉄道に行き、その帰り道はいやひどい渋滞であった。お店についたのは実に約束の時間の2時間後ですっかり夜になってしまった。それでも店主は待っていてくれた。ありがたい。
ラジエターグリルを外し(マイナスドライバーでネジを1/4回転させ、フックをはずせば簡単にはずれる)、向かって右側のライトをはずすと、右奥にその問題の抵抗器がある。
ドライバーでこじるように取り外すと、焼き物に鉄線をコイル状にまいただけという実に簡単なつくり。その一部がボロボロとくずれ、線が切れていたのが確認できた。
これはT3は専用であり、T4のものは流用できないという。T4ではよくこのコイルに障害がおきるので、思い当たったという。ただT3では滅多に起きない(報告はない)とのこと。しかしこの部品はヤナセになく、たまたま店にあったのでまわしてもらった。
エンジンをかけ、水温があがると、昔のように「静かに」ファンは回った。ふう、ようやく完了。
このショップを紹介してくれたS氏のT3はアクスルブーツが破れたそうで、これの取り寄せに一ヶ月必要であったとのこと。また、他の人では冷却水の金製のホースが錆でやられ、クーラント漏れをおこしていたという。これもアメリカからの取り寄せで、4,000円だそうだ。
果たして、異常がない状態は何ヶ月持つだろうか。2月は車検である。