平成15年3月21日
カーステレオが壊れてしまったので、デッキの外し方を教わりに店へ行く。聞くと拍子抜けがするほど簡単な構造であった。

1) まずプラ製の外枠を外す。
2) ダッシュボードの灰皿を持ち上げて取り外す。(ただ穴にはまっているだけであった)
3) デッキをひっかけている左右のつめを外に広げる。
4) 灰皿の入っていた穴から手をいれて押し出す。

ビス止めなど一切されておらず、積み木みたいな単純な構造であるが、逆にガタつかないようかなりの精度でピッタリとデッキが入るようになっている。さすがは(当時の)ドイツ製と思ってしまった。

それよりも深刻なのは冷却水の減りである。数回遠出をすると、すぐにロワーレベルを切ってしまうような状況なのだ。
下をのぞいて見ても垂れている様子は無い。ポタリとたれた液体はどうもデフからのオイル漏れ(!)らしい。
そしてエンジンヘッドが濡れているようなので指をつけてみると、なんと冷却水であった。どうもヘッドからにじんでいるらしい。

店によると考えられる原因としては

1) パッキンの劣化
2) 弱点のスタッドボルト(!)が劣化してヘッドの取り付けにガタが来ている。
3) その他

いずれにせよ、どうも致命的な故障となってしまう要素がある。
しかし22,23日と取材に使用する予定であり、いま預けられる状態ではない。運を天に任せて店をあとにした。