土、日とかみさんの要望でドリカムの4年に一回行われるライブ、「ドリカムワンダーランドin苗場」に行ってきた。
朝から久々の夏の日差しが照りつける。車の中はすでに灼熱地獄と化していた。クーラントとエンジンオイルを忘れずにチェックをして、スタータを回す。イッパツでエンジンはかかった。これはいいかもしれない。アイドリングをそこそこに、クーラーのスイッチを入れると、なんといきなりエンジンの回転が不安定になった。アクセルを踏み込みつつ、家の前に持ってくるが、レスポンスがむちゃくちゃ悪い。そしてアクセルを戻したらエンジンが止まってしまった。
「うーむ。また嫌な症状がでている」
仕方ないので、エアコンのスイッチを切り窓全開、自然風で走る。動けばそこそこ風が入るのだが、所沢街道からして渋滞している。止まるとこれがまたむちゃくちゃ暑いのだ。しかしエンジンの音に異音はないので、そのまま走ることにする。
久々の長距離運転。所沢ICから関越に乗ったが、これまた久々の夏日ということで、大渋滞となっていた。炎天下のなか、のろのろとしか走れない。
案の定、水温計の針がどんどん上がっていく。怖いな~。正直この車では精神的に安定するということはない。もうすぐ針が危険ゾーンに突入という直前で、ものすごい勢いでファンが回り始める。ステージ2というヤツだろう。車が壊れるかという勢いであったが、しばらくすると水温は警告灯のすぐ上まで落ちで来た。
しかし相変わらずエアコンの冷気は前席まで来ない。ただ、デフロスタなどのスイッチの意味がわかったので、モアっと暖気が来ることはなくなったが、小さな扇風機などで室内の冷気循環を考えるしかないだろう。
効くかどうかわからないが、走り出す前にはラジエターにも水をぶっかけておいた。そうこうして、なんとか目的地にたどり着くことができた。
しかしコンサート後の大渋滞のなか、ゆっくりとキャンピングベッドで寝られたのは、さすがキャンパー。存在意義有りということだ。まさに忍耐のT3!これにあきれず乗っているかみさんと子供は偉い!しかし車とはこういうもんだ、と思わせれば、それはそれでなんとかなるだろう。